①イーサリアムのステーキング需要が急増でバリデーターになるのに1ヶ月待ち ②暗号資産ファンドが4週連続で純流出 ③韓国当局が大手暗号通貨取引所のUpbitとBithumbを捜査 ④テザーが第1四半期の準備金証明書を公開
①イーサリアムのステーキング需要が急増でバリデーターになるのに1ヶ月待ち
最近、イーサリアム(ETH)のステーキングの需要が高まった結果、イーサリアムネットワークのバリデーター(検証者)として設定されるまでに1ヶ月近く待たなければならなくなった。
現在のイーサリアムのステーキングの待ち時間は640時間(約26日間)である。一方、ネットワークから退出するのにかかる時間はわずか0.026時間(1分半)である。
イーサリアムのステーキングの利回りは年利約5%であり、多くの人が年利約5%に魅力を感じていることが窺える。また、ステーキングの需要が高まっていることは、イーサリアムの現金化を望まず、イーサリアムを保有することで不労所得を得ようと考える大口保有者が増えていると推測される。
②暗号資産ファンドが4週連続で純流出
コインシェアーズ(CoinShares)が15日発表したレポートによると、暗号通貨ファンドは4週連続で純流出となり、5月14日までの7日間で5400万ドルが流出した。
純流出は先週のビットコインの下落(2万8000ドルから2万6000ドルの下げ)など、暗号通貨の価格が大幅に下落したことタイミングと重なった。
③韓国当局が大手暗号通貨取引所のUpbitとBithumbを捜査
韓国の検察当局は15日、韓国の大手暗号通貨取引所UpbitとBithumbを強制捜査した。捜査の理由は国会議員の金南局(キム・ナムグク)氏と暗号通貨をめぐる疑惑と関連である。Bithumbの2023年第1四半期の営業利益は162億ウォン(約1211万米ドル)で、前年同期比80%減となった。
④テザーが第1四半期の準備金証明書を公開
テザー(Tether)は10日、第1四半期の準備金証明書を発表した。準備金証明書によると、USDTの発行額は660億米ドルから820億米ドル以上に増加、このうち、ローンの割合は8.7%から6.5%に減少した。また、保有する米国債は530億ドルを超え、過去最高額となり、全準備金の64%以上を占める。
同社は全準備金の約85%を米国債、現金および現金同等物、米財務省短期証券、銀行預金で保有し、これらの占める割合は過去最高の水準となった。
また、カウンターパーティー・リスクを軽減するため、銀行預金を53億ドルから4.81億ドルに減らした。
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