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ビットコイン、ついに「大底」が見えた?107,000ドルで買った“高値づかみ組”の損切りが一服 次の勝負は69,000ドル

ビットコイン、ついに「大底」が見えた?107,000ドルで買った“高値づかみ組”の損切りが一服 次の勝負は69,000ドル WikiBit 2026-07-18 00:21

ビットコインを107,000ドル付近で購入した1~2年保有投資家の実現損失額が減少に転じ、過去の弱気相場で底打ちシグナルとなったパターンが再現しつつある。グラスノードの分析によれば、この投資家層の売り圧力が弱まり始めており、損失額のピークアウトが最も激しい売却局面の終了を示す初期シグナルとみられる。一方、短期保有者の平均取得価格である69,000ドルが強力な抵抗線として立ちはだかり、ビットコインがこの水準を突破して支持線に転換できるかが回復相場継続の鍵となる。

  ビットコインを107,000ドル(約1733万円)付近でつかんだ投資家たちが、次の弱気相場の底を教えてくれるかもしれない。

  オンチェーン分析企業グラスノードのデータによると、1~2年前にビットコインを購入した保有者による売り圧力が、徐々に弱まり始めている。

  この投資家層が計上する実現損失は、過去の弱気相場でも重要な底打ち指標となってきた。損失額の増加が止まり、減少へ転じたタイミングで、市場が長期的な底を形成するケースがあったという。

  高値づかみ組の「損切り疲れ」が始まった

  グラスノードの主任リサーチアナリストを務める匿名アナリスト、クリプトビザートは金曜日、Xへの投稿で、過去にも見られた典型的な底打ちシグナルが再び現れつつあると指摘した。

  今回注目されているのは、前回の強気相場が終盤に差しかかった時期にビットコインを購入した投資家たちだ。

  クリプトビザートは次のように説明している。

  「弱気相場の終わりを見極める際、私が特に注視している指標の一つが、1~2年間保有している投資家による実現損失額だ」

  ここでいう「1~2年間保有している投資家」とは、2024年7月から2025年7月ごろにビットコインを購入した層を指す。

  この期間、ビットコイン価格は約62,800ドル(約1017万円)から107,000ドル(約1733万円)まで上昇した。しかし、その後の価格低迷により、この期間に購入した投資家の多くが含み損を抱えることになった。

  価格が上がらない状況が長引けば、投資家のいら立ちは強くなる。やがて耐え切れなくなった保有者が、損失を確定させてビットコインを売り始める。

  「価格の低迷が続くにつれて、この投資家層は徐々に損失を確定するようになる」

  「過去の弱気相場では、このグループの売り圧力が尽きるまで、持続的な底値を形成できなかった」

  クリプトビザートはそう分析している。

  Bitcoin realized losses for 1-2 year hodlers (30-day moving average). Source: Cryptovizart/X実現損失は一時75億ドル……ではなく7500万ドル

  クリプトビザートが公開したチャートによると、1~2年間保有している投資家の実現損失額は、30日移動平均ベースで大きく上昇した。

  その金額は一時、7500万ドル(約122億円)を突破したものの、直近では減少へ転じ始めている。

  この「損失額のピークアウト」こそが、底打ちを探るうえで重要なポイントだという。

  「実現損失額の30日単純移動平均線が落ち着き、下向きに転じた場合、最も激しい売却局面が過ぎ去ったことを示す、明確な初期シグナルの一つとなってきた」

  クリプトビザートはこう述べたうえで、「注意深く観察する価値がある」と付け加えた。

  次の大勝負は69,000ドル

  弱気相場の底を見極める材料は、長期保有者の実現損失だけではない。

  コインテレグラフが報じたように、2カ月足のストキャスティクスRSIも、過去の相場反転局面に似た状態を作りつつある。

  さらにグラスノードは、定期ニュースレター「ザ・ウィーク・オンチェーン」の最新版で、短期保有者の平均取得価格が、ビットコイン強気派にとって次の大きな抵抗線になると指摘した。

  その価格は約69,000ドル(約1118万円)だ。

  この水準は、短期保有者の平均取得価格であると同時に、2021年の強気相場で記録した当時の史上最高値とも重なる。

  つまり、ビットコインが69,000ドルまで戻った場合、ようやく含み損が解消された投資家たちが「助かった」とばかりに売却へ動く可能性が高い。

  グラスノードは次のように説明している。

  「この水準に最初に到達した際には、強い反応が起きる可能性が高い。最も売りたがっているのは、まさにこれから損失を取り戻そうとしている投資家たちだからだ」

  ビットコインが69,000ドルを明確に突破し、再び支持線として定着させることができれば、回復相場がさらに続く余地が生まれる。

  一方、この水準で跳ね返されれば、ビットコインは現在の価格帯から抜け出せず、レンジ相場が続くことになる。

  「損切り疲れ」という底打ちの兆候は見え始めた。だが、弱気相場が本当に終わったと判断するには、69,000ドルという巨大な壁を乗り越える必要がある。

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