①日銀のタカ派的な決定の後も、ビットコインは3万4000ドル以上を維持 ②政府、ハマスに制裁 幹部ら9人と1団体の資産凍結 衝突以来初 ③上昇する暗号資産の数が増加──強気相場の健全性を示唆 ④ValkyrieがビットコインETFの上場申請を修正 ブラックロックやVanEckに追随
①【CoinDesk】日銀のタカ派的な決定の後も、ビットコインは3万4000ドル以上を維持
ビットコイン(BTC)は、日本銀行が「イールドカーブ・コントロール」(YCC)プログラムのグリップを和らげ、アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)の流動性引き締めに対抗した後も、3万4000ドル以上で取引を続けている。
10月31日、日銀は短期政策金利を-0.1%に据え置き、マイナス金利政策を継続した。しかし、日銀は10年国債利回りの上限1%をハードキャップではなく「参考」とみなすと述べた。この微調整により、利回りの変動がより許容され、10年物国債利回りがかつての1%のハードキャップを試すたびに国債購入に踏み切らなければならないという日銀への圧力が緩和されることになる。
②【産経新聞】政府、ハマスに制裁 幹部ら9人と1団体の資産凍結 衝突以来初
政府は31日、イスラエルとの軍事衝突が続くパレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスに対する制裁を発表した。テロ資金の調達を阻止する狙いがある。
外務省によると、国連安全保障理事会決議に基づき、政府が指定したハマスの幹部ら9人と、ガザ地区に拠点を置く暗号資産取引を営む企業1団体を資産凍結などの対象とする。日本政府のハマスに対する制裁実施はイスラエルとの衝突が始まって以来初めて。
③【CoinDesk】上昇する暗号資産の数が増加──強気相場の健全性を示唆
時価総額トップの暗号資産であるビットコイン(BTC)は、10月に27%近く上昇し、1月以来で最高の単月上昇率を記録した。
投資顧問会社バイトツリー(ByteTree)の市場幅の指標によると、暗号資産の多くがBTCに追随している。この指標は下落するコインの数と上昇するコインの数を測定したものである。
④【Coinpost】ValkyrieがビットコインETFの上場申請を修正ブラックロックやVanEckに追随
米資産管理企業Valkyrieは現物ビットコインETFの上場申請について修正を加えたことがわかった。すでにブラックロックやフィデリティなど5社以上の申請企業はSECの承認率を高めるために修正していた。
修正は10月30日に行われたもので、登録届出書(S1)が有効になるまで「BRRR」証券を販売することはできないと記した。BRRRはValkyrieの現物ビットコインETFのティッカーシンボルで、ナスダックへの上場を目指している。
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